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2008年04月24日

新しくなったアラカルトメニューより自信作を

少し前から、アラカルトメニューが新しくなっている。
前菜、魚料理、肉料理と、全面的に変わった。
今日はその中から、2つの料理をご紹介したいと思う。

まずは、前菜の中から、「魅惑的な…..一品」だ。
「一品」といえども5皿構成で、
目の前に運ばれてくるときから楽しんでいただける。

細長いお皿で出てくるのは、「オシェトラキャビアとモワルのパレ」。
サラダ菜で巻いた牛の骨の髄に、
最高級といわれるオシェトラキャビアがのったものだ。
一口サイズのものが3つ。
とろりと柔らかい中からキャビアのほどよい塩味を感じて
贅沢な気分に浸っていただけるのではないかと思う。
今が旬のシェーブルチーズと黒胡椒風味のコンソメジュレを合わせたお皿も一緒に。

背の高いグラスには、ザクロジュースを効かせた日本酒のムースとモッツァレラチーズのアイスクリームが層になっている。
口にすれば、ほろ苦くも甘く、ひんやりした未知のおいしさが広がるだろう。

仔鳩にドライデーツ(ナツメヤシ)のシートを組み合わせ、
仔鳩のジュとバターをあわせた芳醇なソースをかけた一皿もある。
同じお皿にはエシャロットとセミドライアプリコットの甘いコンポートものる。

他に、タンドリースパイスの効いた冷たいビスク(甲殻類のスープ)に
キノアとブルグールという蕎麦の実のような雑穀を入れ、
シェリー酒のアモンティヤードでぷりっとしたボタン海老を浮かべたお皿や、


これだけ味の幅のある5皿が登場するのだから、
白ワインと赤ワインの両方のグラスをテーブルに並べ、
いろいろと相性を試してみるのも面白いかもしれない。
まさに魅惑の一品というメニュー名にふさわしい、
さまざまな表情を見せてくれそうだ。

もう一品は、魚料理。ドーバー産の、分厚い舌平目を使った一品だ。
骨をきれいに抜いてムニエルにし、上には美しくカットしたセロリのソテーが。
上にかかるエストラゴンや赤スグリの入ったバターソースは
甘酸っぱく、食べ進むほどに食欲をそそり、ボリュームたっぷりの舌平目も
あっという間になくなってしまうことと思う。

付け合せには、カリフラワーの白いムースに、
こんがり焼いたひらめのエンガワ、イカ、そして赤スグリの寒天が一皿に。
口直しには、グラスに入ったシャンパーニュのグラニテが。
アルコールをそのまま残しているのが斬新だ。

いつもはコースでお召し上がりになる方も、
時にはアラカルトでのご注文をしてみてはいかがでしょう。
「ピエール・ガニェール・ア・東京」の新たな魅力を感じていただけることと思います。

「魅惑的な……一品」9,000円
「舌平目」9,000円

投稿者 PGT : 2008年04月24日 12:46