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2006年03月27日
屋上テラスの準備も着々と・・・

「ピエール・ガニェール・ア・東京」のエントランスを入ると、左手がメインダイニングになっているのだけれど、
右手にひとつ、個室がある。
メインダイニングの華やぎとはまた異なって、
プライベート感たっぷりの、リピーターも多い部屋だ。

このすぐ横に、ちょっとしたテラスがある。
気候もよくなってきたこのごろ、先日は、この個室のお客様が、食後のコーヒーをテラスに出て召し上がっていた。
これから4月、5月と、こんな光景も増えることだろう。
テラスといえば。
以前このブログに、
ガニェール氏とさんざん屋上のテントの色でやりあった、
という話を書いたことがあったけれど、
その屋上スペースも、6月、気持ちの良い季節のオープンを目指し、
着々と準備を進めている。
間近に迫ったガニェール氏の来日で、
実現に向けてまた一歩前進しそうだ。
昼はカフェ、夜はシャンパン片手に夜景を楽しめる、
表参道にありそうでなかった大人の空間ができる予定なのである。
実を言えば、この屋上テラス、
そもそもは2月にオープンの予定だった。
3ヶ月ほど遅れてしまったのは、
おかげさまでレストランのほうが盛況、
スタッフがてんてこ舞いの大忙しで、
どうしても手が回らなかったからなのだ。
そんなこともあり、今回、屋上テラスのオープンに向けて、
若干、スタッフの募集を行うことになった。
興味のある方や、詳しいことは、
「ピエール・ガニェール・ア・東京」のホームページの、
「コンタクト」という項目の中にあるアドレスからメールで問い合わせください。
半袖が気持ちのいい季節になったら、是非、屋上テラスに。
もちろん、オープンした際には、またお知らせいたします!
投稿者 PGT : 09:15
2006年03月20日
春を感じる、新ランチメニュー
3月も後半にさしかかり、
桜の知らせも待ち遠しいこの頃だ。
少し前から、
「ピエール・ガニェール・ア・東京」のランチメニューも
春らしいものに移り変わった。
ハーブやホワイトアスパラガスを使った料理は、
見た目も軽やかに、春を運んでくれる。
コースの中から一品、飛び切りの料理を紹介するなら、
やはりホワイトアスパラガスだろう。
前菜5品のあとに出てくるものだ。
白いお皿の中で、ホワイトアスパラは三段活用されている。
まずは、先っぽのほう5センチくらいが、ボイルした状態で並ぶ。
ちょこんと添えてあるのは、
ホワイトアスパラで作ったさっぱりとしたアイスクリーム。
目の前で注いでくれる白いスープも、ホワイトアスパラガスを使ったものだ。
それぞれがホワイトアスパラの魅力を多面的に伝え、
さらには、食べ進んでいると
どこからともなく、ほのかにオレンジが香るという、
なんとも魅力的な一皿である。
これによく合う白ワインもグラスで用意した。
是非とも一緒に楽しんで、口の中で存分に春を感じてほしい。
ちなみにメイン料理はお魚だ。
皮はバリバリ、身はもっちりの、アイナメが登場する。
この焼き方、嫌いな人はいないと思う。
続くデザートも、もちろん充実している。
中の一品、にんじん、オレンジ、マーシュというハーブを使ったものなど、
その色合いにまた爽やかな気分になる。
春の昼の時間を、
贅沢に、ゆったりと過ごしていただきたいと思う。
投稿者 PGT : 09:10
2006年03月13日
生まれ変わったもうひとつの「もの」
先週の、「ロウソクホルダーに生まれ変わった」
特注のナプキンリングの話から、
もうひとつ思い出してしまった「もの」がある。
「ピエール・ガニェール・ア・東京」のエントランス、
つまりエレベーターを降りてすぐの、左手に、
お花を置くテーブルのような台がある。
メインダイニングの中にもこれと同じような台があり、
ここにはシャンパンクーラーが置いてある。
実はこれら二つの台、
もともとこれらのものを置くために作られたものではなかった!
ガニェール氏の、
「パンを切る台とチーズを切る台が欲しい」
という一言で作られてしまったものなのだ。

エントランスにあるのが、パン用の台。
パンを切ったときに出るクズが下に落ちるように
台の表面を格子状するという工夫までされている。
でも実際に店のパンはプティサイズがほとんどで、
この台は不要となってしまった。
チーズのほうは、正直言うと、最初からちょっとハテナだった。
というのは、そもそもガニェール氏のメニューに
チーズプラトー(チーズプレート)というのはない。
チーズはすべてひと手間かけた一皿となって登場するので、
ダイニングルームでお客様の前でお切りする、というのは
考えにくかったのである。
それでも
「チーズを切る台が欲しい」
と言ったからには、ガニェール氏の頭の中で
いろいろとやってみたいことはあったのだろう。
だが、オープン前、フランスから大きな丸いチーズを飛行機で運んだら、
何日も成田の検閲で止まってしまったこともあり、
目の前で切るというパフォーマンスに値するチーズを
手に入れることは難しいと思ったのかもしれない。
いずれにせよ、チーズの台も不要となってしまったのである。

しかし、店の雰囲気に合うように作られたこんな素敵な台を、しまっておくのはあまりにもったいない。
そこで登場するのが、総支配人、本間吉洋。本間のアイディアで、オープン当初から、お花やシャンパンクーラーを置く台として活用することになったのだ。
使ってみると、最初からそのために作られたかのようにしっくり。
スタッフ一同、ほっと一安心したのである。
投稿者 PGT : 09:08
2006年03月06日
ナプキンリングの運命
「ピエール・ガニェール・ア・東京」オープン前のパリでの打ち合わせで、
ガニェール氏を中心に、食器について相談していたことがある。
そのとき、ある業者さんが、
「シルビー・コケ」
というブランドの皿を持ってきた。
これをガニェール氏がいたく気に入ってしまい、
それはもう、その場でお皿を持ち帰りそうな勢いだった。
かくして氏の心を射止めたシルビー・コケのお皿は、
お客様が席についたとき、
まず目の前に置かれている飾り皿に使われている。
高さのない、ぺたっとフラットなお皿は、
他の店ではまず見ない個性的なものだ。
先がちょっんと尖った形と、細い線の入った模様は、
葉脈まで描いた葉っぱのようにも見えるし、
渋皮に包まれた栗のようにも見える。
パン皿、バター皿、カトラリー置きもここのものだ。
他に実は、ナプキンリングも用意されていた。
最初にテーブルに並ぶものを
このお気に入りのブランドで統一したいと
ガニェール氏は思っていたようだ。
しかし、ナプキンリングがフランスから届いてびっくり、
なんと穴が小さすぎて、ナプキンが通らなかったのである!
「一目見て、穴が小さすぎると思いました。
ナプキンを通してみて、やっぱり、という感じでしたが、
ガニェール氏を怒るという気はまったく起きず、
むしろ笑ってしまいました」
と言うのは「ピエール・ガニェール・ア・東京」の総支配人、本間吉洋。
しかし眠らせておくのはあまりにもったいないと、
たまたま近くにあったロウソクのガラス瓶をリングに入れたところ、
なんとこれがピッタリ!!
本間のアイディアで、ナプキンリングがロウソクホルダーとして
見事に生まれ変わり、テーブルを飾ることとなった。

実はこのリングは特注品。
それなりに高級品だったので、活用できて本当によかった!
ちなみにナプキンは、美しく折りたたんだままの状態で、
飾り皿の上に置かれています。
投稿者 PGT : 09:15



