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2006年02月27日

おいしいパンですね

「ピエール・ガニェール・ア・東京」がオープンして3ヶ月だ。
お料理や内装、いろいろお客様から嬉しい声をいただくが、
その中に、
「おいしいパンですね」
というのも結構多い。

少し前まで好評だったのは、栗を練りこんだもの。
小さなパンはほのかに甘く、ついつい進んでしまう味で、
おかわりをしていた方も多かった。

シンプルなバゲットをはじめ、
これらのパンがどこのかお教えすると、
「メゾンカイザー」に注文している。
高輪や三田にある
「メゾンカイザー」の店舗に行けば食べられるものもあるし、
「ピエール・ガニェール・ア・東京」のためだけの特注品もある。

なぜここのパンを選んだか。

それは、ガニェール氏自身が東京中を歩いて表参道の場所を選んだように、
ガニェール氏自身がいろいろ食べて気に入ったからなのである。
オープン前に東京に来たとき、10数種類は食べている。
日本のスタッフがパリまでパンを持っていったこともあるのだ!

強すぎる味のパンも「ジャメ」。
味の薄すぎるパンも「ジャメ」。
とはいえ、日本のスタッフが揃えたパンはいずれもレベルが高く、
ガニェール氏も東京のパンのレベルには感心していた。

最後、3つまで候補は絞られた。
そのひとつが「メゾンカイザー」。
「自分の料理に合うし、単体でもおいしい」
と選ばれたのである。

ついつい食べ過ぎてしまうのは注意だが、
料理にも合うと選んだパンである。
是非、バター(これもおいしいと好評だ)をつけたり
ソースをすくったりと、合間合間に食べてほしい。
料理とパン、お互いが引き立てあって、
よりおいしい時間を作ってくれるのだから。

投稿者 PGT : 09:12

2006年02月20日

ロンドンのエキサイティング・スポット、「スケッチ」

ピエール・ガニェール氏は、
パリの本店、東京の「ピエール・ガニェール・ア・東京」以外にも、
ロンドンに「スケッチ」というのを経営している。

この「スケッチ」、単にレストランではない。
高級レストランやカジュアルレストラン(深夜になるとクラブになる!)、
2つのバー、それからパティスリーまでを備える、
ロンドンで大人気のエキサイティングなアミューズメント・スポットなのだ。

昨年6月、パリのガニェール氏のところに
「ピエール・ガニェール・ア・東京」の打ち合わせに行った我々スタッフは、
その帰りロンドンに寄って、「スケッチ」を訪れた。

エントランスを入ると、まずはパティスリーがある。
さすが、デザートに力を入れるガニェール氏だけあり、
「スケッチ」のスイーツは、見た目、味とも高レベルだ。
ロンドンに、こういった最先端のスイーツを置くところは
まだほとんどないらしく、流行に敏感な人々に支持されている。

2つあるバーのひとつは会員制。
高級レストランは、アラビアンテイストの豪華な内装だ。

カジュアルレストランは、
雰囲気のカジュアルさとは相反して、料理の味は本格。
壁には映像が流れ、広い空間はおしゃれな若者で溢れている。

tamago.jpg

さて、先々週の話の続き、お化粧室である。

「スケッチ」のその場所には、
巨大な卵の殻が、いくつもいくつも点在している。

ん?? ここがお化粧室??

そう、なんと、この白い殻のひとつひとつが
独立したお化粧室になっているのである!
つまり、ひとりひとつの殻の中に入るというわけで、
中はしっぽり、なんとも不思議な気持ちになる。
「ピエール・ガニェール・ア・東京」を気に入っていただいた方なら、
きっと一度はパリの本店にも行ってみたいと思うのでは。
訪れることがあれば、是非、足を伸ばしてロンドンにも!
「スケッチ」の料理はもちろん、お化粧室も一度訪れる価値ありです。

投稿者 PGT : 09:33

2006年02月13日

ガニェール氏来日のお知らせと、ディナー新メニュー

まずは、ニュースをお伝えしたい!

ピエール・ガニェール氏来日の日程が確定した。
4月3日(月)ディナーから、10日(月)のディナーまで店にいる予定だ。
既にこの期間中の予約は受け中で、
驚くことに、もう7日のディナーは満席!
ガニェール氏をひと目、と思う方は、
是非お早めにお電話をいただければと思います。

それから、ランチコースに引き続き、
先日からディナーコースのメニューも一新した。

開店2ヶ月が経過し、スタッフみんな仕事にも慣れ、
厨房のチームワークがよくなったのが料理にも現れるのか、
新しいコースは、一品一品の完成度はもちろん、
以前より全体の流れも心地よく仕上がって、
本当に、自信を持ってお勧めしたい内容だ。

最初の一品を少しだけ紹介すると、
付け合せに日本酒(!)を使っている。
詳しくは食べてみてのお楽しみだけれど、
「浦霞」を使った「それ」は爽やかな一口に仕上がっていて、
きっと驚きだけでないおいしさを楽しんでもらえると思う。

料理の組み立てに関して、
たとえばガニェール氏は、コースの中の一品に使用している
「刻み海苔」といった細かいところまで指定してくる。
もちろん、盛り付けの映像もインターネットで送ってくる。
東京のオリヴィエシェフやサービススタッフとの
細かい調整を経てメニューが出来上がっていくのだ。

新しいデザートもそれぞれ自信を持ってお勧めできる。
イチゴ、パイナップル、チョコレート・・・、
それぞれの素材の味がいきた、合計5品。
目の前にしたら、
「こんなにたくさん!」
と思われるかもしれないが、一皿一皿の量が程よく、
案外すんなり、最後までおいしく召し上がっていただけると思う。

本当を言うと、オープン当初は、
「日本で、このデザートの量は大丈夫だろうか」
とスタッフもかなり心配し、お客様の様子を伺っていた。
が、そんな心配はよそに、
多くの方に、楽しく、きれいに召し上がっていただいているのだ。
「最初はたくさん出てきてびっくりしたけれど、
おいしい、おいしいと食べているうち、
思わずスプーンが止まらなくなって気づいたら全部なくなっちゃった!」
という嬉しい声をよく耳にする。

・・・こんなに美味しい話題を出してしまったわけで、
先週の内容の続きは、来週ということにしようと思う。

投稿者 PGT : 09:09

2006年02月06日

ラグジュアリーなお化粧室

わたしの知り合いで、
レストランに行ったら必ずお化粧室をチェックして、
そこで幻滅したら2度と行かない、という人がいた。
それは極端にしても、
案外お客様の多くが見ているポイントなのだろう。

実際、素敵なお化粧室というのは確かにあって、
席に戻ってくるなり、
「ね、ね、すごく面白かったから見てくれば?」
「とっても広くてきれいだった。一見の価値ありよ」
なんて会話が繰り広げられることもある。

051121.jpg
思うに、
「口で説明するよりとりあえず見てきてよ」
という場所の代表ですね。

「ピエール・ガニェール・ア・東京」でも、
お化粧室は、設計段階で多くの意見が飛び交った点のひとつだった。
パリでの会議では、ガニェール氏も交えて、

「このドアの位置では、男性と女性が鉢合わせになる」
「女性のほうには、荷物を置いてお化粧直しできる場所を」
「全体をもっと広くしたい」
「じゃあいっそのこと、お化粧室は上の階に設えるか?」
「いや、それはありえない!!」

といった具合で、なかなか先へ進まなかったのだ。
それだけに、限られた広さではあるものの、
特に女性用は、鏡一枚、選りに選った物を揃え、
機能性だけでないラグジュアリーな演出ができたと思うので
お食事に来た際、是非一度は。
ただひとつ、デザイナー、クリスチャン・ジオン氏の気合が入りすぎたのか、
扉はかなり重い。くれぐれも手など挟まないようご注意ください。

そう、ユニークなお化粧室といえば、
ガニェール氏のロンドンの店「スケッチ」は是非紹介せねばならない。
少なくともわたしが今まで見た中で、一番インパクトのあるお化粧室だ。

次回、「スケッチ」の話題をお送りしようと思う。

投稿者 PGT : 09:20